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岐阜市【体験談】教育実習の2カ月間の記録~現役教員が語る~小学校編

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こんにちは。(一応)現役教員の健康マニアです。

教育学部の方や、教職を取ろうとする方にとって『教育実習』は避けては通れないものですよね。

でも、教育実習に行くときって、なんだか不安じゃありませんか?

「どんな子どもたちかな…?」

「担当の先生は厳しくないかな…?」

と、いろいろなことを考えてしまうと思います。

そこで、今回はそんな不安を解消するため、『教育実習』の内容を体験談として書きたいと思います(^^)

 

  •  小学校の場合

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わたしの教育実習校では、各クラスに2人ずつ実習生が入りました。

男1人+女1人て感じです。

 

わたしは小学校5年生に決まりました。(社会科なので中学年・高学年が多い)

大学側が、専門教科や学科によって振り分けたみたいです。(ある程度の希望も通るかも??)

 

教員養成課程でない方は、地元の学校に行くことが多いと聞きます。

その場合は、大抵ベテランの学年主任クラスか比較的子どもが落ち着いた学級に入ることが多いです。

 

  • 実習初日

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だいたい8時前ぐらいに出勤するように言われると思います。(たぶん)

ほとんどの方がスーツで行きます。

しかし、小学校では日中にほぼジャージで過ごします。初日でもジャージを持って行ったほうが無難です。

(スーツに革靴でおにごっこをするはめになります…)

 

  • 子どもたちへ自己紹介

まず教室に入って自己紹介をします。相手は小学生なので、言葉で行ってもほとんど印象に残りません。

「わからないことばかりですが、一緒に勉強しましょう」とか

「みんなと元気に過ごしたいです」とか

言葉では伝わらないです…

 

何か「ぶつ」をもって臨むと第一印象がいいです!

わたしは、卓球をしていたので、ユニフォームにラケットを持って行きました。

友人はバイオリンを弾いていました。

バク転をしていた人もいました。

 

子どもの視覚に訴えるものです!!

 

授業でも同じことが言えますが、実際に見た・触った・聞いた情報は頭に入りやすいです。

 

自分を知ってもらうと同時に、親近感を与えることができます!

 

  • 日中の活動

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初日は、担任の先生の授業を後ろで参観して、休み時間に一緒に遊んで、給食を食べて掃除をして、帰って終わると思います。

「これ手伝って~」とコキ使われることはある程度覚悟する必要があります…

 

給食がある学校は配膳を手伝うと思うので、マスクやエプロンを持っていくとよいです。

 

また、運動会などの行事の時期と実習の時期が重なると、肉体労働が多くなります。

職員の間で「これは実習生にお願いしよ~」と雑用がきます(;_:)

 

(正式に採用された後も同じですが)

 

  • 放課後の指導

放課後のなると、担任の先生と1日の振り返りをします。

「今日の子どもへの声かけよかったよ」

「もっと子どもに話しかけたほうがいいよ」

といった感じに、1日の振り返りと明日の目標みたいなものを決めます。

 

授業を行った日には、その授業の振り返りをします。

 

実習中の授業はほぼうまくいかないと思ったほうがいいです…

「はじめてだから、うまくいかなくて当たり前!」と開き直りつつ、反省点は修正していくといいですね(^^)

 

 

  • 帰宅後の課題

帰宅後には、実習日誌を書き、授業の準備をします(実習生にやさしい学校だと、放課後に日誌を書いていいよという学校もあります)

 

あとは、疲れを取ることですね。ただでさえ慣れていないので、とっても疲れると思います。栄養を取って、可能な時間睡眠を取るといいですね。

 

 

  • 授業の準備

授業の準備をするときに『指導書』というものを貸してもらえることがあります。(貸してもらえないところもあります)

 

指導書とは、教科書に授業の流れや課題が朱書きで書いてあるものです。

ほとんどの先生はこの指導を使って授業を考えます。(あまり使わない先生もいます)

 

指導書に沿って授業を考えつつ、子どもの苦手な部分を考え、流れを決めます。

 

  • 研究授業

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実習中に、気合を入れて授業をする時があります(じゃあ普段は手を抜いているのか)

学校の先生や大学の先生に自分の授業を公開する授業を研究授業と言います。

この研究授業を乗り切れば、教育実習も終えたも同然です。

 

指導案や教材も、今までの授業よりも気合を入れて準備をします。

 

そして、教室の後ろにたくさんの先生が自分の授業を見て、粗さがし指導をもらいます。

 

 

その後研究会という公開処刑があり、それに耐えれば終わり(^v^)

結構メンタルをやられます。言いたい放題言われます…

 

  • お別れ会

だいたい最終日あたりに子どもたちからお別れ会をしてもらいます!

隠して準備をしているのですが、ばればれなのがかわいい。

 

実習生からも、お別れのちょっとしたものを渡したり、手紙を書いたりします。

担任の先生から「大変だから準備しなくていいよ」といわれることもあります。

 

わたしは、子どもひとりひとりに、卓球のピン球にサインとメッセージを書いて渡しました。結構ウケました(^^)

 

自分の思いが伝われば、なんでもOKだと思います。

 

  • おわりに

1か月の教育実習ですが、終わってみればあっという間だったな~という感じです。しかし、もう一度やろうとは思いません

 

不安も大きいと思いますが、子どもはだいたい実習生が好きです!若者好き!

なので、実習生に話しかけられるとうれしいと思います。思い切って子どもと関わっていくとよい実習になると思いますよ!

頑張ってください!

 

最後まで読んでくださりありがとうございました!