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【教員採用試験】~合格体験談~1次試験 滋賀県・岐阜県

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教員採用試験『教採』を控えた皆さん、対策・勉強お疲れ様です。

もう出願期間が始まり、あと1か月ほどで1次試験がはじまるでしょうか?

 

都道府県によってさまざまですが、わたしが受験した二つの県のについて

実際に受験した内容とそのために行った対策を書きたいと思います。

(ちなみに筆者は小学校で受験しました)

 

  • 1次試験

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  • 1次試験対策

まず、受験をする前に「どの都道府県を受験するか」を決めなければなりません。

公立学校教員は地方公務員なので、一部の特例を除いてひとつの都道府県で勤務します。

 

出願は「どの都道府県でもかまいません」

 

東京出身でも沖縄県を受験することもできます。

 

ただ、近隣の都道府県は試験日程が同じことが多いです。

試験日程が同じなので結局は選ばなければならないことが多いです。

 

遠くの都道府県は試験日程がかぶらないことも多いので、2県受験する人も多かったです。(実は筆者も2県受験しました)

 

(本命ではないけど、練習観光をかねてで受験することもあります)

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1次試験の内容は様々です。

 

しかし、教員採用試験の1次試験は多くの都道府県で

筆記試験+集団面接

のパターンが多いと思います。

わたしの受験したS県では、このパターンでした。

 

筆記試験の内容は『教職教養』+『小学校全科』などの、2つほどの内容が合わさっています。(『一般教養』という大学入試センター試験程度の問題を出す県もあります)

 

『教職教養』とは、教育基本法や学校教育法などの法律。教育心理学・学習指導要領など教員としての知識になります。

 

覚えることが多いです。暗記が得意な方は意外とスムーズに覚えられます。

 

 

 

 わたしは『らくらくマスター』を使って学習しました。持ち運びもしやすく、内容も見やすいうえ、必要なことが端的に書いてあります。やさしく解説してくれています。

教員採用試験 教職教養らくらくマスター 2019年度

教員採用試験 教職教養らくらくマスター 2019年度

 

★おススメです。

また、穴埋め形式になっているのでシートで隠しながら繰り返し学習することができました。(下敷きシートですね)

 

しかし、問題集ではないので教科書的な使い方が主ですね。

そのかわり過去問を解いていました。都道府県の傾向も知ることができて一石二鳥でした。

 

それぞれの都道府県別に過去問が出ていると思います。東京なら

 

東京都の教職教養過去問 2019年度版 (教員採用試験「過去問」シリーズ)

東京都の教職教養過去問 2019年度版 (教員採用試験「過去問」シリーズ)

 

 こんな感じですね。書店や古本屋にもたくさんあります。

わたしもこの『教員採用試験「過去問」シリーズ』を使っていました。

 

周囲の友人は『オープンセサミシリーズ』を使っている人もいました。

 

教員採用試験対策問題集 1 教職教養 2019年度版 オープンセサミシリーズ (東京アカデミー編)

教員採用試験対策問題集 1 教職教養 2019年度版 オープンセサミシリーズ (東京アカデミー編)

 

 こちらは問題集ですね。習慣ですが「ちょっと難しそう」と感じてしまい笑、『らくらくマスター』一本で勉強していました。

 

 

 

教職教養ともう一科目「小学校全科」という科目があると思います。

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「小学校全科」とは、国語、算数、理科、社会、体育、音楽、図工、特別活動(学級活動等)、道徳、総合的な学習などひろ~~く、あさ~~く勉強します。

高校卒業程度の知識があれば大丈夫です。

 

教員採用試験 小学校全科らくらくマスター 2019年度

教員採用試験 小学校全科らくらくマスター 2019年度

 

 こちらも『らくらくマスター』を使って勉強しました。やっぱり見やすい。やさしい。

 

「何年生でどんな勉強をするのか」「授業で取り扱う内容は」などの問題が出ます。

 

勉強方法は、キーワードをノートに書きだす。穴埋めを暗誦する。音読する。という勉強をしていました。試験範囲が広いので一つの科目に集中しないように、1日多くの教科を勉強していました。

 

 

  • 集団面接対策

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教員養成大学の方は、おそらく面接練習があると思います。そこで何度も何度も練習するのが一番確実ですね。身なりや答え方、内容など詳しく教えてもらえると思います。

 

社会人や教員養成課程ではない方は、面接練習の機会が少ないかもしれません。面接自体は、企業に行うものと同じ形式ですが教員採用ということもあり、独特な質問もあります。

 

「なんで勉強するの?と聞かれたときなんと答えますか?」

「掃除をしない児童にどう指導しますか?」

「給食で苦手なものをいつも残す児童にどう指導しますか?」

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といった内容です。

 

ここで「ロールプレイ」という手法があります。実際に児童がいるものとしてやってみるというやつです。

はじめは恥ずかしかったり馬鹿らしかったりしますが、意外と面接官の印象は良いみたいです(面接官をしているのはほとんど教員経験者なので)

 

これには練習が必要です。回数をこなすとなんとなくできてきます。

 

「掃除の時間が終わっても掃除をし続ける児童にどう声をかけますか」という

質問がきたら

 

「ロールプレイでもよろしいでしょうか?」と言ってスッと立ち上がり、

「時間いっぱいがんばってえらいね~!床もぴかぴかですね!ありがとう~。でも授業の準備は大丈夫?」みたいな感じで。

 

 

これを結構使いました。

 

  • 1次試験当日

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1次試験は大学や高校などの会場が多かったです。公共交通機関で行かないといけないので、電車やバスはスーツの学生・社会人などそれらしい方がたくさんいます。

 

はじめに筆記試験がありました。だいたい45分~90分の時間で解きます。

60分で「教職教養+小学校全科」

90分で「教職教養+一般教養」

さまざまなパターンがあります。

 

わたしの受験した県では「60分で教職教養+小学校全科」だったので、急いで解きました笑

 

問題数が結構多いので得意なものから。

 

そのあとは5~10人程度のグループで集団面接があります。

集団面接は、

「教員を志望した動機」

「中学校ではなく小学校のわけ」

「自分の長所・短所」

「学級目標を作るなら?」

「理想の教師像」

など、わりとありふれた内容でした。

 

自分は面接が得意なほうだったので、すべて1番初めに挙手をしていました笑

言われる前に言わないと

 

そして、まわりのみなさんがまじめに答える中

「ロールプレイでよろしいでしょうか?」と言ってスッと立ち上がり

ロールプレイをしました。

 

 

そして、1次試験の結果は1週間後にネットで公開されるので合否がわかります。

 

滋賀県と岐阜県を二つ受験したのですが、運よく2つとも合格できました。

 

 

次回は2次試験の内容について書きたいと思います。

読んでいただきありがとうございました。